【なぜなぜ?チャンネル】国際問題③「なぜ中国は台湾を統一したがるの?」

「脳みその足腰を鍛える」をモットーに
中村稔が様々な「なぜ?」に迫り、そのヒントをお伝えしていくチャンネルです。

今回は「なぜ中国は台湾を統一したがるの?」について。

隣国である中国と台湾。
それぞれの歴史を紐解いていくと…いろいろなことが見えてきます。

それは表面だけを見ているとけして分からないことでもあります。

通常我々は中国=中華人民共和国を国と認め
台湾=中華民国については一つの地域としています。

しかし、歴史をたどってみると
古くは中国=中華民国、つまり今の台湾だったのです。

その後蒋介石と毛沢東による「国共戦争」が起こり
中華民国を倒して中華人民共和国ができた。

その歴史を知らないままに、
私たちは中国=中華人民共和国だと思っているのです。

その辺りを掘り下げてお聞きしました。

【中村 稔 プロフィール】

1962年6月30日、広島市に生まれる。灘高等学校、東京大学法学部を卒業。

1986年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。

技術開発、情報システム開発、知的財産保護、オゾン層保護対策に携わり
1993年から1996年まで在ポーランド日本国大使館一等書記官としてワルシャワに駐在。

帰国後は、航空機武器産業、原子力安全、環境・企業立地などを担当した後、
石油公団総務課長、中東アフリカ室長、大臣官房参事官、石油流通課長を務めた。

地方へは近畿経済産業局の総務課長と総務企画部長として大阪に2回勤務し、
2006年には兵庫県庁出向(産業振興局長と産業労働部長)で神戸にも赴任した。

2013年夏から2016年夏まで独立行政法人情報処理推進機構(IPA)参事・企画戦略部長。
2016年7月より原子力発電環境整備機構(NUMO)専務理事。
2020年経済産業省を退官。

パソナグループ顧問、
兵庫県立大学特任教授・客員教授、新設企業の代表取締役社長などを経て
現在、新共創産業技術支援機構理事長、日本安全保障フォーラム理事、
奈良先端科学技術大学院大学教育推進機構イノベーション教育部門客員教授などを務める。

2024年10月9日、兵庫県庁で記者会見し
同年11月17日投開票予定の兵庫県知事選挙に無所属で立候補すると表明した。
しかし同月29日、「選挙戦が政策とは離れ、名前を売らんがための議論になる。
私の思いや政策を広くご理解いただくことは困難」として立候補しないことを表明した。